かき氷のすゝめ

おはようございます。こんにちは。こんばんは。なみです。

この投稿は B4UT Advent Calendar 2018 という企画に寄稿するものになります。他の方々の素晴らしい記事はリンクから読むことができます。

 

私は甘いものを食べに行くのが音ゲーと並ぶ数少ない趣味の一つです。月2回程度甘いものを食べて日々の研究室生活とバイトで下がりきったQOLを上げています。最近は月2回も行けてないけどそれは全部研究室とバイトのせい、許さん。

 

「甘いもの」といえば、ケーキ、パフェ、パンケーキ、など様々思い浮かぶと思いますが、2018年で個人的に一番ハマったのはかき氷でした。(余談ですが、2017年はパンケーキにハマってました。今でも好きです。)

 

大学生になるまで、かき氷といえば夏祭りで食べる定番という程度の認識でしかなかったのですが、最近のかき氷はすごい!!!私の知ってるかき氷と違うし、なんならこんな組み合わせアリなんだ!?みたいなものまであるんですよ。ということで、今回はかき氷のお店について紹介していきたいと思います。紹介するお店は5店で、いずれもこの夏実際に行ってきました(一部写真はこの夏のものではありません)。

 

 

東京でかき氷、といえば真っ先にこのお店が出てくる人も多いと思います。実際、「かき氷 東京」でgoogle先生に尋ねると真っ先に出てきます。谷中銀座から一本入った通りにあり、周りは住宅街とお寺なのでとても静かな場所にあります。

ひみつどうのかき氷は、日光で育った天然氷を使っていて、しかも手動式の削り機なんですよね。あと、氷蜜(ひみつ)と呼ばれるシロップも全部手作りのようです。

見てほしいんですけど、溢れんばかりの溢れだすこの氷蜜の量すごくないですか?

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これは去年の冬に食べたいちごショート。夏にいくとぶどうやメロン、桃などを使ったかき氷が食べられます。どのかき氷を頼んでも、下のお盆に溢れるくらいまで氷蜜がかかって出てきます。ボリューム満点です。某夢を語るラーメン屋ほどではないですが、本当に採算が取れてるのか少し心配になります。
冬にかき氷って寒くない?って思う人も多いかと思いますが、冬に行くとお店の中は暖房が効いた快適な空間になっていて、寒さなんて忘れられてしまうのも冬のひみつどうの良いところです。また、冬限定で熱々のグラタンを楽しむこともできます!

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グラタンは、中に野菜や魚介、お肉がゴロゴロと入っていて、具を発掘するのがとても楽しいです。かき氷とセットで頼むとQOLがめちゃくちゃ上がります。おすすめです。

本郷キャンパスからだと、弥生門から歩いても30分かからないくらいなので、時間があるときにぜひ行ってみてほしいお店です!!!!!ちなみに夏だと整理券制で3時間とか待つらしいです(が、私は幸運なことに1時間くらいしか待ったことがありません)。冬なら待っても30分くらいだと思います。

かき氷専門店 ひみつ堂 公式ホームページ

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次に紹介するのは和Kitchen かんなという三軒茶屋にあるかき氷専門店です。東急田園都市線三軒茶屋駅からは徒歩10分ほどで、世田谷公園の目の前にあって周りは結構静かな感じ。

私が行ったときに食べたのは、ティラミス氷(+250 円で日光の天然水の氷に変更)だったのですが、ここのお店には「氷しるこ」と呼ばれるおしるこ味のかき氷があります。かき氷におしるこってなんや……???ティラミス氷も定番メニューの一つで、マスカルポーネクリームの甘くてさわやかな味がとてもよかったです。ここのかき氷はサイズが小ぶりなので、おやつにピッタリです。

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混雑しているときは記名制になっていて、戻ってくるべき目安の時間を教えてもらえるので、世田谷公園でお散歩とかできます。

ちなみに、三軒茶屋には「氷工房 石ばし」や「かき氷喫茶 バンパク」などほかにもかき氷の有名店があるので、いつか巡りたい……(一緒に行ってくれる人を募集しています)。

和kitchen かんな【オフィシャルサイト】-トップページ-

 

  • Café Lumière (吉祥寺)

私もこの夏初めて知ったのですが、吉祥寺にはかき氷店が他にも何軒かあり、実は激戦区(?)*1のようです。その激戦区吉祥寺で少し変わったかき氷を出しているのがCafé Lumière(カフェ ルミエール)という喫茶店吉祥寺駅の公園口から徒歩30秒くらいの雑居ビルにあります。

ここのかき氷は、なんと表面がメレンゲでコーティングされていて、見た目がほかのかき氷と全然違います。このタイプのかき氷は、焼き氷と呼ばれていて最近のトレンドの一つのようです。

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表面のメレンゲがバーナーで炙られた状態で出てきて、仕上げに目の前で店員さんがラム酒でフランベしてくれます。間近でフランベしてもらうのは迫力があってすごい、初めて食べに行ったとき「私はかき氷を食べに来たはずでは……?」ってなっていました。

また、かき氷の内部構造も凝っていて、食べ進めていくうちにフルーツなどが出てきてこれもまたこのかき氷の楽しい要素の一つだと思います。横についてくる3種類のソースをかけて味の変化を楽しむも良し。このかき氷一杯でたくさん楽しめるようになっているのが推しポイントです!!

基本的にかき氷の時期は記名制で、開店前に名前を書きにいかなければなりません(私が行ったときは、記名開始の10分前で雑居ビルの非常階段3フロア分の人が並んでいました…)。戻ってくる目安の時間を教えてもらえるので、それまでは吉祥寺散策や音ゲーマーならゲーセンで時間をつぶすのもよいかもしれません。

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 次に紹介するのは、中野新橋にある氷舎 mamatokoというかき氷専門店。中野新橋ってどこ?中野じゃないの?って思われる方も多いかと思いますが、東京メトロ丸ノ内線の支線(方南町のほうに行くやつ)にある小さな駅です。そこから徒歩10分ほどの閑静な住宅街のど真ん中にあります(JRの中野駅から歩くと40分ほどかかるようです)。

ここは、かきごおりすと*2の中で大変有名なお店のようで、季節の果物を使ったメニューだけでなく、お醤油酒粕などを使ったかき氷も出しています。普通、醤油をかき氷に組み合わせようと思わなくないですか?初めてお店のことを知ったときの驚きたるや。

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実は、初めて行ったときは日和って醤油のやつ頼めなかったんですよね……これは「あかつき桃のごろごろあんかけ(杏仁ベース)」というかき氷で、ほんとに桃の果肉がごろごろのってます。このほかにもグラノーラやあずきなどをのせることも可能で、かなり珍しいかき氷が食べられると思います。今度こそ醤油にチャレンジすべく私は近々再訪を狙っています。

余談ですが、かきごおりすとと呼ばれる人たちは本当にかき氷に対する情熱(?)が熱くて、mamatokoさんに初めて行ったときにめちゃくちゃびっくりしたのですが、1人で来て2杯とか3杯とかかき氷を食べていくんですよね……さすがに冷えておなか壊しそう。

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最後に紹介するのは、東京大学本郷キャンパス内にある廚菓子(くりやかし)くろぎ、というお店です。本郷キャンパスのどこにこんなお店があるんや……と思われると思いますが、ダイワユビキタス学術研究館という春日門から入ってすぐのところにあります。*3

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ここのかき氷は、まずサイズがとんでもなく大きい。あと、高級和菓子店なのもあって値段も高い。でもそれでも食べたくなるくらい美味しい!!!オーソドックスな黒蜜きな粉のかき氷のほかに、月替わりかつ一日当たりの食数限定の限定かき氷があります(12月は「さつまみるく」というさつまいもを使ったかき氷が出ています)。

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実際に先週「さつまみるく」を食べてきました!自分の頭くらいあろうかというサイズ感……これまで紹介したどこのお店よりも大きいです。ベースとしてかかっているソースは少ししょっぱめですが、上にのっているさつまいもの餡や中に入っている甘く煮た豆の甘味が引き立っていてめちゃくちゃ美味しかったです。ちなみに、店の中で食べたのに量が多すぎて途中から寒くて震えてました。温かいほうじ茶がなかったら死ぬかと思った。

店内の席数は10程度しかなく、あとは外のソファー席が20席程度、という感じになっています。外だと寒いじゃん、と思われると思いますが、冬の間は外の席すべてに電気毛布が完備してあり、電気毛布に包まって美味しい和菓子を食べることもできます。

夏は整理券制でかなり待つようです(順番が来たら電話で呼んでもらうことも可能らしい?)。東大生は学生証をレジで見せると1割引きになるので、ぜひ学生のうちにお試しあれ。

廚 菓子 くろぎ

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最後に

ぜひ、かき氷店のかき氷を食べてみてほしいです。お店ごとに個性とこだわりがあって、見た目も味も絶対楽しめると思います。

 

各お店の公式サイトやTwitterInstagramを載せました。こうしたSNSには、店頭のメニューにはない裏メニューなどが掲載されている場合が多いです。また、お店によっては記名や整理券配布の開始時間、店舗付近での注意事項などが書かれていることもあります。行く際には事前にSNSをチェックして、計画性をもっていくとよいでしょう。また、大体どこのお店も規模があまり大きくないので(席数は10~20のところがほとんど、30あったら大きい)、2~4人くらいで行くことをお勧めします。

 

2019年もかき氷巡りはする予定なので、ぜひ誘ってください!!!また、この夏一緒にかき氷店を巡ってくれた友人各位に感謝します。付き合ってくれて本当にありがとう、来年も誘うのでまたかき氷店巡りに付き合ってください。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。